鹿しいか
1、今回のテーマはなんですか?
ずばり制服!と、青春!
2、なぜこのテーマで描こうと思ったか?
過酷な戦いに身を投じることの多いぐだ子やサーバントたちが、
普通の学園生活を送って青春しているところを描きたい、と思ったのと、女の子の制服姿が好きだからです。ジャスティス。
3、一番重視したポイント
ハイライトや効果で絵がキラキラするようにしたのと、
それぞれのキャラクターに着せたい制服を一つずつ考えた点です。
4、一番好きなポイント
一枚ずつ印象が違うように、構図とかを変えて描けたかなぁと…思ってるところです!
5、作ってて辛かった部分と楽しかった部分
いつものことながらのんびりしすぎたせいで〆切が厳しくなって、急いで描いてたのがつらかったです…
ほんとは背景も全部描くつもりだったのに…でもキャラの後ろに色を置くのも結果的に楽しかったですね
制服のシルエットがうまく描けたなって思ってるので、自分天才!ってノリノリで楽しく描いてました!
6、読んでくれた人に一言
お家にお迎えしてくださってありがとうございます!紙に印刷されたものって、デジタルでみるよりも
色んなところを眺めやすいと思うんです。目疲れにくいし。だからふと思い出して、何度も眺めてみてほしいです!
モチベーションに直結するので、いつでも感想待ってます!
季風(きふう)『花散ル橘』
コミックマーケット96お疲れさまでした!
当初の予報では4日目には台風が来るという予報でしたが、台風は横にそれて少し雨が降る程度でしたね
夏のコミケは初参加ということで、死人が出るかも知れないというレベルで対策をして参加をしたのですが、サークル側はそこまで熱くなりませんでした。
3日目は一般参加したのですが、その時は相当暑かったので、ブースに来てくれた人には本当に感謝感激です……。
来てくれて、私の本や鹿しいかの本を手に取ってくれて本当にありがとうございます。
また、通販で購入してくれた方もありがとうございます。
読んでくれてありがとう。
さて、あとがきに書けなかった細かな部分を紹介するコーナーとお礼として、このスペースを設けているので、ちょっとした小話などをさせてもらいたいと思います。
興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。
1、今回のテーマはなんですか?
あとがきでも少し触れましたが、今回の本のテーマは
「死を乗り越えることが出来るか?」
です。
副テーマとして「笑顔」も含まれていますが、基本的には「死」について書いています。
2、なぜこのテーマで描こうと思ったか?
まず、アイデアの「Pが死んだ日に橘ありすちゃんがステージに立つ」はTwitterで発見したネタからです。このアイデアを作品のテーマに据えるにあたって、カウンセリングや心理学の観点から「苦しみを乗り越えるテーマにして、読んでくれた人に勇気を与えたい」という思いを込めました。
書き始めは、ありすちゃんがカウンセリングを受けているシーンから始まって~というものだったのですが、ボツ案へ。カウンセリングの内容をだらだらと書かれても、多分多くの人には伝わらないと思ったのと、つまらない作品になってしまいそうだったからです。
次に思いついたのは、Pさんをありすちゃんの後輩として入ってきたオリジナルキャラクターに殺させるというもの。これもボツ案へ。ありすちゃんがPさんを殺したキャラを許して、アイドルとしてプロデュースしていくという内容だったのですが、これだとテーマが怒りとか許すになってしまう形なのと、児童が殺人を犯すという心理への研究が不足していたからです。
考えたときはそういった施設に取材をしてこようかと思ったのですが、これは二次創作というよりもオリジナルでやるべきだなと思ったので泣く泣くボツへ。
そして最終的に出てきたのが、Pさんが自殺してしまうという話。一番しっくりきて、かつ「理不尽な突然の死」という雰囲気が伝わるかなと思ったのでこれになりました。
3、一番重視したポイント
今回は地の文を子供っぽくというか、主観的なもので書いています。私の中のありすちゃんはとても大人で、自分が子供だってことをしっかりと理解してて、だからこそ大人になりたいと思っている賢い子でした。子供って意外と頭の中では考えていて、びっくりすることがあります。そういう、大人だけど子供で、子供だけど大人っていう部分を重視してました。
それと、もう一つ、キャラクターが他のキャラクターのことを話すときは少しずれているっていうのも気にしたポイントです。やっぱり本人のことは本人しかわからないので、食い違いがあって当たり前。だから本人と話さないとわからないよポイントも入れたかったのです。
4、一番好きなポイント
一番好きな場所はまゆがぎゅってしてくれるシーンです。あと、次点で挿絵のシーンです。
まゆのシーンは本来登場しないはずだったまゆが突然出てきてありすちゃんを抱きしめてくれるし、過呼吸になった時の対処法までわかっててちゃんとやってくれるあたり本当にすごい子まゆすきなんです……。ちなみにここに登場するまゆは前作「私はあなたが嫌いです」に登場している佐久間まゆと同一人物です。ちょっと抜けてるのよ前作Pはね。やるときはやるんだけどね。
挿絵のシーンはエモさがすごい。でも、ここがテーマに繋がる最も重要なシーンだったので乗り越えてるんだぞっていうのを精いっぱい表現したつもりです。
何度読んでも、心に勇気をくれる良いシーンになったんじゃないかと思います。
5、作ってて辛かった部分と楽しかった部分
辛かった部分としては、締め切り…かな。直前まで必死に書いていて、実は早割の入稿を1日過ぎてしまいました……。あと、ページ数が気が付いたらどんどん増えてしまって大変でした。当初は100頁くらいで終わると思っていたんです。風景を描写したがる人だから仕方ないね……。でも風景描写って綺麗なシーンを想像しませんか?私は青春を思い出す感じがして好きです。読んだ皆さんそれぞれの一番綺麗なシーンが頭の中に描けていればいいなぁ。
楽しかった部分は完成した本が人の手に届いて、感想をもらったり、自分の手に届いて再度読んだときですね。
6、読んでくれた人に一言
誤字脱字多くてごめんなさい……。締め切り間に合わせなくちゃ…って一回しか読み返してないんです……。次はそうならないように頑張ります……。
手に取ってくれてありがとう。
読んでくれてありがとう。
もし、あなたの未来や過去に苦しい思い出があったなら、その時役に立つ本になると信じて
私はこれからも、本を書いていきます。
季風(きふう)
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